自分で作る楽しさや達成感を味わえる【DIY】の人気が高まっています!
DIYの良さはなんと言っても「ムダなくお部屋ぴったりで作れる」こと。
しかし、いざ「自分でつくろう!」と思っても、最初のハードルである「設計図」の作成に苦戦する人も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな方のために「DIY設計図」作成のポイントと手順を解説していきます!
- DIY設計図の描きかた(手順とポイント)
- 具体例(食器棚)での解説
- 材料の取り回しの検討
- DIY設計に困ったら利用できるサービス
この記事を書いた人
- 高校、大学と建築を専攻
- 二級建築士、カラーコーディネーター
- 勤め先では、事業拡大に伴い「工場併設事務所」の基本設計を担当
- 勤め先では、5S活動と呼ばれる「整理整頓」の業務を指導
- プライベートでは数々のDIY作品を制作
- モノづくりが大好きな30代のパパ
DIYをするときは、使い勝手と整理整頓のしやすさを考えて設計しています!
管理人のDIY作品
- テレビボード
- ローテーブル
- 食器棚
- ハンガーラック
- 掃除機の収納
- 衣装棚
- 絵本棚
- PCデスク兼おもちゃ棚
などなど・・・
本格的なものだけでなく、誰にでも再現性のあるラブリコ(木材を突っ張り棒のように使える便利グッズ)を使ったDIYも得意です!
テレビボードとローテーブルは超大作!こちらは大工の友人にも手伝ってもらいました!
DIYをするときの設計手順
私が過去につくった「食器棚」を例に、設計の手順を説明していきます!
①部屋の寸法を確認する
まずはお部屋の寸法を確認しましょう。
自分が作りたい棚などを、
- どこに、どの向きで置きたいか(必要なスペースの確認)
- どのぐらいの大きさで作りたいか(幅、奥行、高さ)
などを確認しましょう。
具体例(我が家の食器棚)の場合、キッチンの壁際にメタルラック(既製品)と横並びで配置する設定としました。
上図のようなCADソフトではなく、手書きのスケッチでもまったく問題ありません!
②備品の寸法を確認する
棚に置きたい備品の寸法も確認します。
どのように置いたり、取ったりするのかをイメージしながら、それぞれの大きさを測っておくことがポイントです。
今回の例では、トースター・ヨーグルトメーカー・ケトル・食器・ゴミ袋などを配置することを想定して寸法を確認しました。
扉やフタがあるものは、その大きさや向きも考慮しましょう。
③イメージスケッチを描く
実際に使用するところをイメージしてスケッチします。
今回の例であれば、下記の点を考慮しました。
- 上段|食器を置きたい
- 中段|トースター・ケトル・ヨーグルトメーカーを置きたい
- 中段|仮置きできるスペースが欲しい
- 下段|ゴミ袋をぶら下げたい
具体例の場合は、DIYをする食器棚の右隣にメタルラックも配置する予定でした。
そのため、キッチン用品全体のレイアウトを「メタルラックの収納も含めて」考えています。
DIYの良さは、使い勝手の良いサイズに自由に設計できることです。
普段の生活をイメージして、どこに何を置いたら便利に使えそうか考えてみましょう!
④正確な寸法図を描く
収納する備品を置きやすく・取り出しやすい高さを検討しましょう。
日常的に使用する私(妻)が使いやすい高さで設計しました!
木材の厚み・ビス打ちの方向・構造的な強度などを考慮し、正確な寸法図を作成します。
強度もしっかりと考えておかないと、家族に危険が及んでしまう恐れがあります!注意しましょう!
不安な方は、後ほどご紹介する、設計の代行サービスなどをお勧めします。
⑤パーツごとの図面を作成する(取り回しを確認)
それぞれのパーツごとの図面を作成します。
ホームセンターに売っている材料で、ムダなく効率的に取り回せるか確認しましょう。
材料のロスが多く、思っていた以上にコストがかかってしまう場合は設計の見直しをする場合もあります。
慣れてくると、取り回しを考慮しながら設計できるようになりますよ!
具体例の見積もり
今回の場合、下記の材料を使用します。(合計6300円くらい)
- 針葉樹合板|910㎜×1820㎜×厚み12㎜…×3枚(@1300円くらい)
- 2×4材|38㎜×89㎜×長さ1820㎜…×4本(@500円くらい)
- 桟木|18㎜×45㎜×長さ4m…×1本(@400円くらい)
- その他|ヤスリなど
棚の横幅サイズ(984㎜)を、針葉樹合板の幅サイズ(910㎜)に合わせれば、合板1枚分コストの削減ができます。
合板のサイズに合わせれば作業も簡単だし、1枚分安く済みます。
このような場合はコストを取るか、サイズを取るか検討が必要ですね!
※実際には、もともと持っていた材料を使い回ししたため、上記の材料の購入はしていません。
材料を新規で購入する場合は、上記のように合板の横幅に合わせていたかもしれません。(984㎜→910㎜に変更)
設計段階で、もともと持っている材料から取り回しできるように検討しました!
数年後にも転勤の予定があるので、転居先でも再利用できるように考えています。
天板を追加したり、高さを調節したりできるように、2×4材の長さには余裕をもっています。
完成した食器棚がこちら!
こだわりのポイントは、腰の高さに設定した「仮置きスペース」です。
料理の品数が多くなってくると仮置きスペースが欲しくなりますよね?(私だけ?)
こちらの天板のみ、奥行を広く(メタルラックと同じ奥行)してあります。
ケトルやトースターも置いてありますが、その手前にもお皿やお椀を置くことができます。
木材にオイルやニスを塗ると、水をはじいてくれます!
普段のDIYでもオイルを使用していますが、キッチンで使用するDIYでは特にメリットが大きいです!
- 仮置きスペースはなにかと重宝している!
- シンク・コンロから振り返ると食器があるので、使いやすい・片付けやすい!
- 木材ってなんだか癒される!
設計図作成に困ったら、ココナラを利用しよう!
DIYをしたいけど・・・
- 自分で設計図を書く自信がない
- 強度などに不安がある
- 誰かに相談に乗ってほしい
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ココナラでは、DIYの設計も委託することができます。
自分で設計するよりも、確実でクオリティの高いDIYを行うことができますよ!
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まとめ
この記事では、DIY設計の手順について解説しました。
- 部屋の寸法を確認
- 備品の寸法を確認
- おおまかなデザイン
- 正確な寸法図の作成
- パーツごとの図面を作成
といった手順で設計していきます。
とっても楽しいDIYですが、【設計の質】が出来上がりを大きく左右します!
「設計するのは難しい!」という方は委託サービスもおすすめですよ!
ムダなく・かっこよく・お気に入りの家具を、あなたもぜひ作ってみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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