もっと早く仕事を終わらせたい・・・
もっと家族との時間がほしい・・・
もっと自由な時間がほしい・・・
忙しくて時間がない・・・
ついつい、こんな言葉をつぶやいてしまいますよね。
仕事が終わらないから残業でカバーして睡眠時間を削る。
翌日も疲れが溜まって作業に集中できず、また残業…
こんな状況を打破したいと願う一方、何から始めて良いかも分からずに結局はずるずると時が過ぎ去っていく…
そんなあなたにおすすめなのが本書、
【脳のパフォーマンスを最大まで引き出す「神・時間術」】です!
「時間」は、人生の「通貨」です。
限りある「時間」をどう使うかによって人生が決まるといっても過言ではありません。
集中力を高め、仕事効率をアップすることで、自由時間を創り出すことができます。
その時間を自己投資のために使い、自己成長しながら、さらに時間を生み出すことが可能となります。
時間を制するものが、人生を制し、仕事で成功し、幸せな家庭を築くことができるのです!
- 脳科学的根拠に基づいた時間術
- 脳の機能を最大に活かす集中力の高め方
- 時間帯に合わせた仕事とリセット術
- 脳のパフォーマンスを上げる休息の方法人生を楽しむ方法
- 人生を楽しむ方法
著者のプロフィールと時間術
【著者|精神科医 樺沢紫苑】(1965年 札幌生まれ 札幌医科大学医学部卒)
著者はかつて、深夜残業があたりまえの忙しい日々を送っていました。
その結果、多量のストレスで耳鳴りを罹患。皮肉なことに、精神科医であるにも関わらず、ストレスで病気になってしまったのです。
その後、著者は「時間の使い方」を徹底的に見直し、現在は作家としての執筆活動、自分の自由な時間を確保し「自分らしい生き方」を確立されています。
現在の著者の活動は、年3冊以上の本の執筆に加え、メルマガ、Twitter、YouTube、Facebookの毎日更新・講演会・病院での診療・月20冊以上の読書・週2回の映画鑑賞・週4~5回のジム通い・年30日以上の海外旅行・・・など。
さらに驚きなのが、これだけの行動量にも関わらず、毎日7時間以上の睡眠は必ず確保していると言います。
本書は、そんな「嘘みたいな時間術」を獲得した著者のノウハウがぎっしりと詰まっています。
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本書の概要
本書の内容を一言で説明すると、【集中力を高めよう!】ということ。
普段、漫然と仕事をこなしている時間は「集中している」と言えるでしょうか?
集中力が高ければ、今まで1時間も掛かっていた仕事を、30分で終えることも可能です。
そうなれば「30分の時間を生み出した」と置き換えることもできますよね。
- 集中力が高い時間帯を活かすこと
- 緩急をつけた仕事術を身に付けること
- 自己投資に時間を使い、さらに時間術を身に付けること
脳のゴールデンタイムを活用する
人間の脳は、起きてから2~3時間は脳内が整理された状態にあるため、脳のパフォーマンスが一日でもっとも高いとされています。
その時間帯は「脳のゴールデンタイム」とも呼ばれ、高い集中力を必要とする仕事に向いています。
「集中仕事」と「非集中仕事」
あなたは、朝一番にメールチェックをしていませんか?
私たちが日々行う仕事には、「非常に高い集中力を必要とする仕事」と「集中力を必要としない仕事」に分けることができます。
- 【集中仕事】…文章を書く、プレゼンテーション資料の作成、重要な書類づくりなど
- 【非集中仕事】…メールチェック、電話、会議、打ち合わせ、来客対応など
脳がスッキリし、集中力が高い午前の時間帯に「集中仕事」をすれば、要領よく作業を進めることが可能です。
しかし、午後になって脳に負荷の掛かる「集中仕事」をこなそうとすると、午前の2倍以上の時間が掛かってしまうこともあります。
「非集中仕事」は、集中力が落ちた午後にするか、気分転換がてら行うのがセオリーと言えます。
「時間」と「集中力」の二次元で効率を考える
一般的な時間術では「時間の見直しをして、有意義な時間に置き換えよう!」といったことが語られています。
しかし本書では、「時間」という横軸だけでなく、「集中力」という縦軸を設けることによって「二次元」で考えています。
- 集中力の高い時間
- 集中力を高める方法
これらを知ることで、二次元の「面」を大きくし、仕事のパフォーマンスを向上させることができれば、同じ時間内にこなす仕事量を2倍にも3倍にも増やすことができます。
「集中力(仕事効率)」×「時間」=「仕事量」
これを意識するだけで、仕事効率化のアイデアはたくさん湧いてくると著者は言います。
緩急をつけて、疲れる前に休む
100の集中力を120に高めることは難しいですが、適切なタイミングで「休息」「リフレッシュ」の時間を挟めば、疲労によって低下している70の集中力を90に回復させることは簡単です。
休憩もせずに、バリバリ頑張れば頑張るほど集中力が低下し、疲労も蓄積し、結果的に仕事効率は下がってしまいます。
ですから、「疲れる前に休む」。
それによって集中力を回復できれば、「集中力×時間」の面積は広がり、結果的に仕事の効率化、時間短縮につながります。
これらの内容は、まだまだ序の序の序・・・
本書ではさらに、
- 脳の機能を最大に活かす集中力の高め方
- 朝・昼・夜の仕事術とリセット術
- 仕事の時間を最大に活かす時間創出術
- 絶対に「やってはいけないこと」
などがたくさん語られています。
【神・時間術】を読んだ感想と実践
Before(今までの自分・課題)
私は今まで、「集中力」と「時間」の掛け算を意識した事はありませんでした。
朝は何も考えずに朝食を食べながらニュースを見ていましたし、出社後はメールチェックなど「簡単なもの」から手を出していました。
結局、「集中力が必要な作業」は午後になってしまい、なかなか集中力も上がらずに、残業によって穴埋めをしていました。
After(現在の行動)
現在は、毎日4時に起き、妻と子供が起きるまでは読書やアウトプットなどの自己投資をしています。
朝食時にテレビは付けず、家族とリラックスした時間を過ごしています。
出社後は、集中力や優先順序を考慮した「To Do リスト」を作成してから作業にあたっています。
適度に休憩や軽い運動も取り入れることで、1日のトータル勤務時間はかなり減ったのを感じます。
【神・時間術】を実践することによって仕事の時間は短縮でき、家族との時間や自己投資の時間が増えました。
まとめ
- 朝の2~3時間が脳のゴールデンタイム!
- 午前中に集中力が必要な仕事をこなそう!
- 集中力が必要ない仕事は午後に回したり、集中仕事の合間のリフレッシュとして活用しよう!
- 積極的な休息や軽い運動で集中力を回復させよう!
- 時間術で生み出した時間で、自己投資をして無限のループをつくろう!
本書が気になった方は、ぜひお手に取りください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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