- 知識や経験がない!
- 投資を始めてみたい!
- リスクを抑えて運用したい!
- 試しに少額で始めてみたい!
- 手間を掛けたくない!
「投資」と聞くと、なんとなく怖くて難しいイメージを持っている方も多いと思います。
そんな投資初心者の方にピッタリなのが投資信託(とうししんたく)なんです!
投資信託は、
- プロにおまかせで手間が掛からない!
- 知識や経験がなくても始められる!
- 資産状況に合わせて少額でも投資できる!
- 分散投資でリスクを抑えることができる!
- 非課税制度でお得に運用できる!
など、誰でも簡単に投資を始めることができるんです!
投資信託を知れば「あれ?投資のハードルって思ったよりも低いかも!」と感じることができるはずです!
投資信託はプロにおまかせできる
投資信託とはその名前の通り、投資を(プロに)信じて託す金融商品です。
投資家から集めたお金をひとつの大きな基金としてまとめ、プロであるファンドマネージャーが株式や債券などに分散投資をして、そこで得た利益を投資家に還元するというものです。
手間の掛かる銘柄選びや運用をプロにおまかせするため、投資初心者の方でも簡単に購入できることから資産形成の手段として大人気となっています!
投資信託が初心者におすすめな理由
知識や経験がいらない
前述の通り、手間の掛かることは投資のプロにおまかせできるため、知識や経験値を必要としません。
投資家は商品を選ぶだけでプロが運用した成果を享受できるため、ほとんど「ほったらかし」で資産運用をすることができます。
少額から始めることができる
投資信託は、たくさんの投資家から資金を集めることで大きな資金とすることができるため、一人あたりの購入金額を小さくすることができます。
- お試しで100円だけやってみたい!
- 貯金が少ないから1万円だけやってみたい!
- 余裕資金がたくさんあるから10万円から始めたい!
など、あなたの資産状況に合わせて金額を自由に調整することができます。
株の場合は「最低100株購入してください!」といった規制があるため、有名な企業の株を買おうとすると最低でも何十万円も必要になってしまうんです!
分散投資でリスクを抑えられる
投資って「紙切れになる」っていうイメージがあって怖いんだけど…
投資信託は複数の銘柄をまとめて購入できるため、極端な値下がりや大損するリスクを下げることができます。
例えば「A社」の株だけを保有し、A社が倒産したらまさに「紙切れ」になってしまします。
しかし、たったひとつの商品で「たくさんの企業をまとめて保有できる」投資信託の場合、A社が倒産しても、他の会社が損失をカバーしてくれます。
このように、銘柄を分散しておくことで「紙屑になる」というリスクを回避できるため、初心者の方でも安心して資産運用を始めることができます。
リスクを抑える【分散投資】はこちら
投資信託のデメリット
元本保証ではない
銀行預金とは違い、投資に元本保障はありません。
リスクとリターンは表裏一体ですので、リスクがないところにリターンは見込めません。
資産形成をするためには、ある程度のリスクは避けられないということです。
しかし、株などのハイリスク・ハイリターンな投資に比べ、幅広く分散された投資信託はミドルリスク・ミドルリターンを狙えるため「ちょうどいいバランス」の投資対象と言えます。
投資は必ず【余剰資金】で始めよう!
長期保有で勝率を上げよう
「損はしたくない!」という方は【長期・積立・分散投資】を前提にしましょう。
↑上のグラフは、米国株式(S&P500|米国の代表的な500社)の「1950年~2017年までの年平均リターン」を表しています。
15年以上運用すると、安定したリターンを得られることが分かりますね。
どんな投資でも一時的な暴落は避けられませんが、投資信託などの幅広く分散された商品を、長期的に毎月コツコツと購入する方法であれば損をする可能性はかなり低いと言えます。
【長期・積立・分散投資】について詳しくはこちら
運用コストが掛かる
投資信託は「プロにおまかせ」をするためのコストが掛かります。
- 購入時手数料…最初に掛かるコスト(無料のものも多い)
- 信託報酬…投資信託を保有しているときに掛かる管理コスト
- 信託財産留保額…中途解約時に掛かるコスト(無料のものも多い)
人気ランキング上位の商品であれば「①購入時手数料」「③信託財産留保額」は無料のものがほとんどです。
また、「②信託報酬」は0.1%程度の激安商品もたくさんラインナップされています。
確かにコストは掛かりますが、優良な商品を選べばほとんど気にならない程度となります。
例えば信託報酬が0.1%の商品であれば、100万円を運用する場合のコストは1年間でたったの1,000円となります。
プロへのおまかせコストが0.1%ならお得だね!
投資信託の選び方
おすすめはインデックスファンド
投資信託は【インデックスファンド】と【アクティブファンド】という2つの運用方法に分けられます。
インデックスファンドとは、【指数】と”連動する”運用を目指すシンプルな投資スタイルのことです。(パッシブ運用とも言います)
代表的な指数は下記の通りです。
- 日経平均株価(日経225とも呼ばれています)
- 東証株価指数(TOPIXとも呼ばれています)
- S&P500(米国の代表的な500社)
- ダウ平均株価(米国の代表的な30社)
例えば、「日経平均株価(日本の代表的な225社)」に連動するインデックスファンドを購入した場合、日経平均株価(指数)が上がれば投資資産も増えます。
日本の代表的な225社にバランスよく簡単に分散投資ができますし、運用会社としても銘柄を選別する手間が必要ないためコストを安く抑えることができます。
【指数】・・・取引所や特定の銘柄群の値動きを表すもの。
「日経平均(日経225)」が上がった!という場合は、日本の有名225社の株価が全体的に上がっている!とうことです。
アクティブファンドは一長一短
一方、アクティブファンドとは【指数】に”勝とうとする”ファンドのことで、プロが「銘柄を厳選して」運用します。
そのため、管理に手間が掛かるためインデックスファンドに比べコストが高い傾向にあります。
「どのような銘柄に投資をしているのか?」ということを、投資家も把握する必要があるため初心者の方に適しているとは言えません。
指数に”勝とうとする”アクティブファンドのほうが成績がいいのか?というとそうでもありません。
アクティブファンドのおよそ80%はインデックスファンドに勝てていないんです。
残りの20%を選択するためには、投資家も”目利き”が必要となってしまいます。
インデックスファンド | アクティブファンド | |
---|---|---|
保有銘柄 | 指数を”丸ごと”保有 | 指数から”厳選して”保有 |
コスト | 比較的安い! | 比較的高い |
勝率 | 80%前後! | 20%前後 |
おすすめの人 | 誰でもOK! | 玄人向け |
コストの安いものを選ぼう
同じ指数に連動するインデックスファンドでも、商品によって運用コストに差があります。
前述の通り、投資信託には3つのコストが掛かりますので、コストの高い「ぼったくり商品」を購入しないように注意しましょう!
商品選びの目安は下記の通りです。
商品選びの基準 | |
①購入時手数料 | 無料の商品(ノーロードといいます) |
②信託報酬(管理費用) | 0.3%以下の商品 |
③信託財産留保額 | 無料の商品 |
例えば同じ「日経平均」に連動するファンドでも、商品によってコストが異なるから注意しよう!
具体的なおすすめ商品は全世界株式
投資初心者の方に最初におすすめしたい商品は【eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)】です。
購入時手数料、信託財産留保額は無料で、信託報酬も0.1144%と低コストです。(2021年1月現在)
これ1本を買うだけで、世界中の株式に幅広く分散投資をすることができます。(47カ国、約3,000銘柄、世界の時価総額の上位約85%に分散投資することができます)
世界の経済は基本的に右肩上がりで推移していきます。
例えば日本が低成長となっていた近年でも他国は経済成長を続けており、世界的にみれば株価は上昇しています。
このように「全世界株式」であれば、世界全体の経済成長の恩恵を享受できるため、始めての資産運用にはピッタリと言えます。
初心者におすすめの【全世界株式】について詳しくはこちら
選び方のまとめ
- 「~インデックス(パッシブ運用)」などと書いてあるもの
- 購入時手数料(ノーロード)、信託財産留保額が無料のもの
- 信託報酬は0.3%以下のもの
- 条件を満たしたおすすめ商品は「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」
【つみたてNISA】を活用しよう!
これから投資信託を始める方は【つみたてNISA】を活用しましょう!
つみたてNISAは非課税の優遇制度で、初心者にもやさしく「使わない理由がない」ほど恵まれた制度となっています。
- 金融庁が厳選した商品!
- 長期・積立・分散投資で安定的なリターン!
- 運用益が非課税でお得!
など、とても大きなメリットがあります!
詳しくはこちら
まとめ
投資信託は、
- プロにおまかせで手間が掛からない!
- 知識や経験がなくても始められる!
- 資産状況に合わせて少額でも投資できる!
- 分散投資でリスクを抑えることができる!
- 非課税制度でお得に運用できる!
など、初心者の方が投資を始めるにはピッタリの運用商品です!
非課税制度の「つみたてNISA」を利用して、資産形成にチャレンジしてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
- リスクが怖い!という方はこちら【長期・積立・分散投資】
- おすすめの【全世界株式】について詳しくはこちら
- 非課税でお得な【つみたてNISA】について詳しくはこちら