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【おすすめ本】アイデアは”つくる”もの!80年読み継がれる本「アイデアのつくり方」

アイデアは突然「ひらめく」ものではなく「つくり方」がある。

一部の天才だけに与えられた才能ではなく、技術の要素が大きい。

まずは、アイデア出しの「原理」と「原則」を知ることが重要だ。

著者のプロフィール

【ジェームス・W・ヤング】

アメリカの広告代理店 トムプソン社の常任最高顧問。

アメリカ広告代理業会の会長などを歴任。

本書「アイデアのつくり方」は1940年に初版が発行され、今も多くの人々に読み次がれている。

アイデアの2つの原理

①アイデアとは既存の要素の組み合わせ

アイデアはゼロから生み出すものではなく、「すでにあるもの」の組み合わせから生まれる。

何もないところからアイデアは生まれない。

ピカソ、ダリ、松下幸之助なども、アイデアを積極的に盗んで改良版を作ることに注力した。

どんな天才でも、ひらめきには必ず理由がある。

それらは、先人たちの膨大な積み重ねの恩恵によるもの。

②組み合わせ・関連性を見つけ出す

すでにあるもの同士の、新たな組み合わせを「発見する」ことが求められる。

世の中を変えるアイデアとは、一見全く関係のないことの組み合わせ。

例えば、

  • パソコンと電話を掛け合わせたスマートフォン
  • スマホと本をかけ合わせた電子書籍

関係のなさそうなものを組み合わせると、今までになかった画期的なアイデアが生まれる。

新たな関連性はないかと常にアンテナを立て、「発見する」習慣をつけることが重要。

アイデアを出す方法

①データを集める

「特殊資料(業界専門知識など)」、「一般資料(一般教養など)」と呼ばれる2つの情報を集める。

今あるもの、興味のあるものを深く知ることから始める。

②データの組み合わせをする

集めたデータの中から、面白いと思ったものをメモして組み合わせを探す。

何が楽しかったのか、どんなものが楽しかったかを考える。

③放置する

一度すべてを忘れる、考えるのをやめる。

リラックスすることで、頭にゆとりができ、素晴らしいアイデアが生まれる。

リラックスした状態でなければ、素晴らしいアイデアは生まれない。

④もう一度考え続けてひらめきを待つ

一度問題から離れることで、見え方や感じ方が変化する。

アイデアを探し求める心の緊張解いて休むことで、ふとアイデアが生まれる瞬間が訪れる。

そこでもう一度考え抜く。

⑤出てきたアイデアの使い方を考える

生まれたアイデアを「どう人の役に立てるのか?」と考える。

アイデアを提示し、人の意見を聞く。忍耐強く手を加える。

まとめ

  • 誰しもがアイデアをつくることは可能
  • いろんな体験・経験がとても大切
  • 良いアイデアには休息も必要